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多額の税金を投入する議員・職員の海外派遣は県民の理解を得られない(20260626木佐木ただまさ反対討論)

会派を代表し、ただいま提案された議会友好代表団の派遣案に反対の討論を行います。

今回の派遣案は、マレーシア・ペナン州への友好代表団の派遣であり、予算額は概算で1,600万円から
1,700万円にものぼると聞いています。

地域社会のグローバル化が進む中、自治体同士の友好交流が果たす役割や、本県が諸外国と紡いできた交流の歴史は、極めて重要なものであると考えています。

ただし、税金を使っての議員派遣や視察に赴くことについて、とりわけ高額な費用を要する海外への渡
航に関しては、その目的、その必要性を厳密に精査すべきとの立場で対応してきました。

相手国から周年行事に招待を受けたり、交換留学の受入れなど、これまでの交流事業の促進を図ることであったり、両国の友好の重要な節目に当たる公式行事が行われるなどの場合、合理的な理由が認められると考えます。実際、昨年派遣されたバーデン=ビュルテンベルク州への友好団については、議会・行政ともに緊密な交流が図られていることから、私たちは賛成をいたしました。

しかし、今回のペナン州への派遣案については、これまで同様の考え方で検討いたしましたが、賛成す
ることはできません。 本県とペナン州とのこれまでの関わりは、10年前に知事が訪問したほかには、議
会としては5年ごとに議長・副議長が訪問したのみにとどまっています。そうした中で、今回は記念事業
に招かれたわけでもなく、今後どのような関係を構築していくかという明確なビジョンもないまま、訪問団を組んでいく意義は到底見いだせません。

諸課題が山積している中、優先性や合理性が高いとは言えず、さらに円安や物価高も進行する中で、
このような多額の税金を投入することに対して県民の理解を得ることは極めて困難であると考えます。

以上の理由から、本議員派遣案に反対いたします。